NEW ILLUSTRATORS FILE vol.5掲載作品
夏の始まりを告げる、風薫る今日この頃。今回は刊行直後のNEW ILLUSTRATORS FILEに掲載されているアーティスト・吉岡律人さんにお話を伺いました。作品制作にあたっての姿勢や普段気にかけていることなど、作家の日常に迫ります。
略歴:1975年 讃岐生まれ。広島市立大学芸術学部卒業。デザイン事務所、アートギャラリー勤務などを経てフリーイラストレーターに。ミウラ美術館大賞展/入選。ART BOXイラストファイルオーディション/入選。2005年イラストレーションオフィスRitsuto.comを立ち上げる。2006年JAGDA総会・大会メインビジュアル担当。 ■主な画材/Illustrator、photoshop、水彩・アクリル絵具■制作期間/およそ10日前後■データ入稿/可能■得意なタッチ/人物、風景■今後挑戦したい仕事/動画を一度してみたいです■クライアントに一言/地方在住ですが、打ち合わせにお伺いする事も出来ます。
Q1.New Illustrators FILE 掲載後の反響はいかがでしたか? 様々な人と出会う事ができました。新しい縁が生まれるのは嬉しいです。Q2.その他特別な営業活動はしていますか? ホームページやグループ展などです。Q3.今のテイストに落ち着くまでに、改善した点はありますか? 雰囲気を演出するために、背景を入れるようになりました。画材・技法については、まだまだ研究改善していきたいと思っています。
Q4.ファッション雑誌から抜出して来た様なスタイリッシュな外国人が特徴的ですが、特に意識している点はありますか? その人物が持つ、精神的な強さが出せたらと思っています。最も気を付けているのは、眼に力を持たせることです。Q5.人物における顔の表情が細やかに表現されていますが、普段の生活で気をつけている点などがあれば教えてください。 人を好きでいる事。
Q6.影響を受けたアーティストや物事はありますか? 今までに出会った人、作品、全てに影響を与えられていると思います。Q7.どのような仕事の需要が多いですか? ポスター、CDジャケット、装丁などです。Q8.これまで一番大変だった仕事は何ですか? 全力で仕事に取り組んでいるので、常に大変です。
Q9.自分の作品のPRポイントを教えて下さい。 言葉からイメージを膨らませるのは得意な方です。Q10. 今後挑戦したい仕事やテイストを教えて下さい。 もっと色々な事を経験して、何にでも挑戦してみたいです。
スタイリッシュからポップまで、様々なタッチで人物を描く吉岡さん。やわらかい輪郭線や色使いは、心底人間が好きなのだと感じさせてくれます。雰囲気を演出するために背景を入れるようになったそうですが、その効果で人物の魅力がますます引きたっています。日々の制作で、キーワードとなる言葉を思い浮かべながらイメージを膨らませているのでしょう。画材や技法を研究改善し、チャレンジ精神あふれる吉岡さんの今後の作品に目が離せません。イラスト制作依頼
COPYRIGHTS 2007 ART BOX international INC. ALLRIGHTS RESERVED 全てのコンテンツの著作権は、 ART BOX internationalまたはアーティストに帰属し、作品・画像・テキストの無断利用は固くお断り致します