Q1.New
Illustrators FILE 掲載後の反響はいかがでしたか?
作品そのものよりも、むしろ掲載されたことの方を羨ましがられました(笑)Q2.その他特別な営業活動はしていますか?
かつて、ポートフォリオを携えて動きまわったことはありました。しかしもともと口下手のせいもあって、営業にはなりませんでした。グループ展に参加したり、ご厚意で個展などを開かせていただいたことくらいです。
Q3.今のテイストに落ち着くまでに、改善した点はありますか?
落ち着くどころか、まだまだ暗中模索です。若い頃、目白にあった銅版画研究所に通ったことがあり、その時の名残りがテイストとして引きずっているのかもしれません。
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Q4.手描きのカリグラフィーを含むルポ画を多くてがけているようですが、一枚の絵が出来上がるまでの工程を教えて下さい。
一泊二日〜二泊三日分の旅費を預かり、単独で現地取材。帰ってからは、取材メモ、スケッチ、スナップ写真などを眺めたり、現地で収集した関連の資料を整理、確認したりするのみで、アッという間に時間が過ぎ去って…。イメージが脳裏に形造られてくるのは、締め切りが目前に迫ってから、ようやく白紙の前に向かってアクセル全開!
Q5.イラストレーションを見ていると、歴史や文化・文学に精通しているように感じますが、特に深い興味をお持ちの分野あれば教えて下さい。
フリーランスの立場で、サントリーのPR誌「サントリークォータリー」のデザイン・レイアウトを22年間も携わらせてもらったことも一因かな。開高健さんを始めとする大作家が何人も関わっていたことだけではなく、広報部の精鋭から選ばれた、編集スタッフにもまれながら、制作を続けてこられたのは幸運でした。週刊新潮でエッセイ「窓際OLトホホな朝、ウフフの夜」を連載している斎藤由香さんは一番長く私と仕事を共にした副編集長でした。
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Q3.今のテイストに落ち着くまでに、改善した点はありますか?
落ち着くどころか、まだまだ暗中模索です。若い頃、目白にあった銅版画研究所に通ったことがあり、その時の名残りがテイストとして引きずっているのかもしれません。
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Q6.これまで仕事で描いたイラストレーションの題材となった場所で、特に印象的だったところはどこですか?
京都、金沢、博多…。小京都など、少しでもまだ「和」の残っているところです。
Q7.影響を受けたアーティストや物事はありますか?
「日本の詩」「四季の詩」の貼り絵作家・内田正泰さんには、個人的にも薫陶を受けています。また浜口陽三、長谷川潔、有元利夫、小杉小二郎さんの作品も大好きです。
Q8.その他にどのような世界観のイラストレーションを描きますか?
童画風、シニックなメルヘン…。
Q9.クライアントへの自分の作品のPRポイントを教えて下さい。
アナログ感覚、装飾性をも兼ね備えた画風。プラス、クライアントの要求するコンセプトとの融合です。
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Q10.これから挑戦してみたい仕事や作品のテイストを教えて下さい。
書籍カバーの装幀画。アドバタイジングのイラストレーションなど。
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