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この度「ART BOX Gallery 」様のご好意により世界遺産をモチーフとした作品を中心に個展を開催させて頂くことに心から感謝申し上げます。これを機会に、今までの仕事を振り返り新たな出発にしたいと思います。 |
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ここ二年ほど「水」を描いています。
絵を描くために海外をはじめ、ずいぶん、あちこちに出かけましたが、実は身近なところに画題があふれていることに気が付きました。
自宅の前を多摩川が流れていますが、渓流の中はもちろん、大気の中にも水があって魚も鳥も人間にも水分があって、どこにでも何にでも、そんなことを考えながら、変幻する「水のかたち」を納得するまで追いかけてみたいと思っています。 |
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神社仏閣に描かせて頂いた作品の中ではやはり初めに描いた出雲大社の襖絵だと思います。「花」をテーマに高さ240センチ、長さ30メートルという大きさは私にとって記録的な大きさでした。そして2年間これだけに集中して制作できたことも意義深い経験でした。
また、墨と箔を使った絵では中国をテーマにした「運河」です。絵に対する姿勢も変わるきっかけとなった作品です。 |
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全てのことが絵を描くことに帰結する日々を許される中で、今まで私を育んでくれた社会へ感謝の気持ちをこめて、私が住んでいる青梅の地で「青梅アートジャム」というアートイベントを立ち上げました。これはアート(芸術)と市民との交流、後進の育成、伝統文化の継承を目的とする文化の種を蒔き育てる活動です。絵に対する気持ちがぶれることなく、この活動を続けて行きたいと思っています。 |
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「アーティストが表現する世界遺産」\12,600- |
世界遺産への関心は年々大きくなっています。1972年ユネスコで採択された「世界遺産条約」に基づく文化・自然・その両要素をあわせ持つ複合の世界遺産は現在、878を数え全世界に広がります。本書はわが国を代表する画家などのアーティストによる絵画表現では、本邦初の世界遺産作品集です。日本国内はもとよりヨーロッパ、アジア、オセアニア、南北アメリカ、アフリカに画家の熱い眼差しがそそがれます。そしてその周辺に、また世界遺産登録を持つ暫定リスト地にも。過去から未来へと引き継がれる人類共有の宝物、世界遺産。この「世界遺産作品集」は画期的な現代の文化遺産として、日本から世界へ発信してまいります。 |
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大作を目の当たりにして、先生の作品の存在感と迫力に驚きました。
是非とも多くの方々に生で先生の世界を感じていただければと思います。
先生の更なるご活躍を期待しております。 |
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