TOP PAGE
   
書籍・ポストカードブック
作品
ギャラリー
エージェントシステム
アートスクール
公募展
コミュニティ
Googleでサイト内検索
書名・作家名
作品・作家を探す


参考作品を除く
条件を指定して探す

 建築家
 板倉 元幸 さん

観光などで訪れるような、名所・旧跡とはことなるスペインの町並みの魅力を伝える。多民族・多宗教の混在した景観こそ、スペインの魅力なのではないだろうか。

 

スペイン民家探訪
[作品集]

Arquitectura Popular Espanola. Motoyuki Itakura
1976年以来、何回かの旅行で移動中の列車やバスの窓から垣間見た、素朴な民家や小さな村に魅せられて、やがてそれが目的の旅に変わり、とうとうここまでのめり込んでしまったのである−(「はじめに」より)

写真760点、図解95点、歴史的背景から工法まで、あらゆる民家と副次的建造物を紹介。

作品を本にまとめようと思ったきっかけを教えてください
ガイドブックにない田舎の美しさや楽しさを紹介したいと思い、また、多民族・多宗教の複雑な歴史が生み出した文化を身近に感じられるテーマとして、民家を選びました。

本の反響はいかがでしたか? 写真が多く、特に図解されているので、とても解り易いと言われます。
作品を1冊の本にまとめてみて、感じた事などはありますか? 初めての著書としてはボリュームがありましたので、まとめるのに苦労しました。けれども、製本されたものを手にした時に感動、即「もう一冊に挑戦」を決めました。

今後も共通して続けていきたいテーマはなんですか?
スペインに関してです。
スペイン以外の国で現在注目している国はありますか? 今のところありません。年齢的にも(他の国を見聞・考察するのは)難しいでしょう。

板倉さんにとって、写真の魅力とはなんですか?

写真は言葉以上に語ってくれます。本質をいかに捕らえ、表現出来るか。その追求が面白いのではないでしょうか。

撮影で一番大変だと思ったことを教えて下さい 今回の本においてはあくまでも説明用写真でした。いかに美しく、あるいは芸術的に写しても、その目的にそぐわなかったら意味がありません。それを両立させる事を心掛けました。

        

 

今後のご予定や展望を教えてください 「もう一冊に挑戦」を始めて2年半近く過ぎました。まだ予定の半分程の取材しか出来ていませんが、自分でもわくわくする程おもしろい作品になりそうです。テーマは「スペインの祭り」です。神聖なものから世俗的なものまで、様々な「内面の表現舞台」を紹介したいと考えています。2010年末を目標に頑張っています。乞うご期待!

 

テキストや図解が盛り込まれており、スペイン民家の解説本の体裁を感じさせますが、写真集として、じっくり眺めても充分に楽しめる一冊。板倉さんの第二弾は「スペインの祭り」がテーマ。これもまた、多民族・他宗教の国ならではの楽しさが期待できそうです。

ページTOP  インタビュー一覧